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鹿島鉄道が廃止になる----。

以前から怪しいとは思っていたけれど、ついに来たか、という感じで。

かしてつ応援団をはじめ、存続に力を入れてきた皆さんのご苦労を思うと、今回の
廃止は「仕方ない」では済まされないように思う。

銚子電鉄の必死の叫び。
南海鉄道・貴志川線や加越能鉄道の再生。
はたまた涙ながらに消えざるを得なかった高千穂鉄道。

鹿島鉄道首脳陣、石岡市担当者はどこまでそれらを真剣に考えたのだろうか。

経営が苦しい、それはどこも同じ。
だが、「やりたくない」を前面に出して終結する廃止と、本当に手を尽くした廃止では
全く意味が違う。

もし、彼らが本気で立ち直らせたいと思うなら、
全国紙で「助けてください!」と宣伝することもできただろう。
HPを目一杯活用して目玉列車を走らせ、撮影する"鉄"を引っ張れたろう。
旧型車の運用を載せるだけで日本全国から鉄はやってくる。

銚子電鉄なぞ、どうだ。
HPトップページに「修理代を稼ぐためにぬれ煎買ってください」と鉄道員なら
別の品物で頭を下げるなど、とても恥ずかしいことであろうにやってのけた。
とんずらした前社長の国からの支援金持ち逃げ事件の尻拭いをせざるを得なかった、
今の会社の皆さんの血のにじむ努力を痛感する。駅業務の合間に、交代勤務の人
まで
ぬれ煎の製造・出荷業務に携わったそうだ。

鹿島鉄道は親会社からの援助がなくなった、貨物輸送の仕事がなくなった、市の支援
が得られない、などとかく他力本願の体質は最後まで抜けなかった。きっと鹿島
鉄道側からすれば乗客下降は「お前らが車に乗るから仕方ないんじゃ」と言いたいの
だろうが。

しんどくなったらなったで、それを打破するための策を講じなければならない。
それは鉄道だけでなく、私の勤める会社だって同じこと。

鹿島鉄道の社員の皆さん。
援助が得られないからやめますという、
そんな鉄道会社で貴方は満足でしたか?


貴重な鉄道遺産を持ちながら、それを鉄くずにしようとしている鹿島鉄道に対し、
昔は「良く頑張っているな」と思ったものだが、今は経営体質の甘えから憤りしか
覚えない。

台風により全線ズタボロにされ、泣く泣く再建を断念した高千穂鉄道のことを考えた
ことがあるのか。社長が涙ながらに会見していた姿が今でも目に焼きつく。

鉄道の減少、なんとかならんもんかなぁ。
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【2007/01/26 12:02】 | 普段の日記
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